なんとなく、テレビなどで聞いた事もある方もいるかと思いますが
長崎港から少し離れたところにある、炭鉱の島。端島、が
本来の名前なのですが、軍艦土佐のフォルムに似ている事から通称軍艦島と
今は呼ばれ、注目を集めています。
さて、もちろん、船で行くしかないのですが、チャーターとかできる金持ちはともかく
普通は、ツアーを利用します。
おいらが、見つけたのは、この三つ。
▼高島海上交通さん。 サイトはこちら
▼軍艦島コンシェルジュさん サイトはこちら
▼やまさ海運さん サイトはこちら
それぞれ、価格が少し違いますが 3400円~4500円くらいで、
ツアー時間は3時間半~4時間くらい。
予約が必要です。
乗る前にネットで調べたところ、高島海上交通さんは一番安くて
途中高島で下船し、石炭資料館にも行く。てのがなかなか
良かったのと、軍艦島コンシェルジュさんは
一番丁寧で商売上手な感じ‥やまさ海運さんはその中間。
結局、天気や風によっては、上陸できない事が多い事もあったので、
前日のお昼まで天気を確認し、ギリギリ申し込み出来た高島海上交通さん。
を利用。高島に上陸して、トイレにも行けるし結果大正解でした♪

ブラックダイヤモンドは200人乗り。
元船桟橋から午後は14時出発でしたが、車は、近くに、県営の駐車場や
ユメタウン駐車場があるので、便利。
予想通りというか、港外に近づくとかなり揺れるので
船酔いしやすい人は、事前に酔い止め必須です。

船は二階デッキに屋根がないので、写真を凄く撮りたい人は、暑さ対策か
根性で耐えるしか。ちなみに、向かって右側に座った方が写真撮りやすいと
思います。最初船の右側に見えてくる感じなので。
おいらは暑さに弱いのと、長崎港を見たかったので
船の最後尾に‥写真のように見えて港はばっちりです。
(ただ、船内の解説のおっさんの声はスクリュー音が近すぎて
聞こえにくく、しかも説明の時点では見えない‥)

戦艦武蔵を作ったドッグや、写真の世界最大級のクレーンなど
いまいち写真ではデカさが解りにくいので
やっぱり現場に行って欲しいすねw
高島海上交通さんだけが、3400円と安い上に、一度
高島に上陸~
トイレが近いおいらは、速攻トイレへ。一応船内にも
あるけど、停泊中には使用できないし、なんか揺れて
気持ち悪そうで‥

石炭資料館があり(無料)ここで、まずは軍艦島のデカイ模型みながら
当時の話や事情などを細かくしかも興味深く説明してくれます。
おいらが言った日は、参加者100人くらいで通常の半分くらいと
かなり少ない日だったようで、見やすく聞きやすかったですが、
200人だと、狭い資料館内とか大変な事になりそう‥
そして、ついに、軍艦島へ。
高島から10分くらいですぐ見えてきます。

あ、テレビとかで見たまんまだ(当たり前ですが‥)
なんつ~か現実離れした景色です。
ここ数日、風が強く、上陸できてなかったみたいですが
運良く天気も風も良くて

接岸。
当時も使ってた桟橋を使用してるとの事ですが、
なかなか揺れますし、危険なので写真みたいな感じで
もはや救助受けてる状態。

しかし、そこには、エライ光景が待ち受けてます。

上陸してから、みんなでまとまって、ガイドの方の心の入った
しっかりした説明を受けて、写真に映ってる、
見学ように整備された道のみを歩いて進んでいきます。


ガイドを聞いた後は20分くらい自由に、見学通路をゆっくり戻りながら見学。
ちなみにガイドの方は、さすが毎日200人を相手にしっかり
ガイドされてる方なので、説明は解りやすくて面白いですし
何より、手抜き感がまったくなかったのは好感がもてます。
これは他のツアーも工夫してるんだと思うので別のツアーにも
少し参加したくなった。
ここで、めっちゃ写真一杯撮りましたがやはり実際に
行かれた方が楽しいですし割愛でw

最後に、逆光でフォルムだけ見えて遠ざかって行く
端島はほんと哀愁を感じます。
ガイドの方が、まれに以前この島に住んでいた方が、ツアーに参加される
らしいのですが、やっぱり、当時を思うと今の寂れ方が悲しくて
写真などは撮っていかれないそうです。

最近、西日本新聞が、軍艦島アーカイブ
という、歴史や映像をまとめたホームページを作れましたが
ぜひ、ここ見て歴史を知り、行きたくなったらツアーに参加も良い経験かと
思いますよん。
軍艦島アーカイブサイト